救急車の適正利用にご協力を
中部消防局管内において、令和4年中の救急出動件数は、過去最高の5,350件でした。搬送された人の総数は、5,081人でしたが、そのうちの1,704人(全体の約3割)は医療機関での処置後、すぐに帰宅できる軽症であり、救急搬送が必ずしも必要なかったと思われたケースも少なくありません。
緊急性が低い時は、自家用車などで病院を受診しましょう。また身体の調子が悪い時は、症状が重くなる前に「かかりつけ医」の診察を受けましょう。
ただし、命にかかわる病気やケガで緊急に病院へ行かなければならない場合は、迷わず119番通報してください。
こんなときには迷わず119番通報を
・息苦しそう、息をしていないとき
・意識がない、もうろとしているとき
・喉に食べ物が詰まったとき
・突然、身体のどこかに麻痺が起こったとき
・急に胸が痛くなったとき
・大量の出血が起きたとき
・広い範囲にやけどをしたとき
・激しい腹痛が続くとき
・けいれんが続くとき
休日や祝日、夜間等でも診察が受けられる病院
体調が悪いときは、まずは「かかりつけ医」に相談しましょう。休日や夜間で相談できず、比較的症状が軽い場合は、休日急患診療所や休日当番病院(病院群輪番性当番病院)を利用しましょう。当番病院の都合により変更になる場合がありますので、受診する場合はあらかじめ電話で確認をしてください。
判断に困ったときは専門家に電話を
救急車を呼ぶべきか様子を見るべきか判断に困ったときは、医師や看護師に相談できる救急相談専用ダイヤルに電話しましょう。
鳥取県では、
を開設しています。専門家のアドバイスを参考に、落ち着いて対処しましょう。